最近、歳のせいか海外の本、外国の人の名前がたくさん出てくる本は名前を覚えるのが一苦労なので、出版されてすぐには読まず、すでに評価の高い本しか読まないようにしています。そこで2014年「このミステリーがすごい」の海外部門1位に選ばれたということで「その女アレックス」読んでみました。
 評価に違わずにアレックスはとてもとてもすごい奴でした。
 ネタバラシになるので内容をお伝えすることはできませんが、このような展開を見せる小説は初めての体験でした。予想もつかない展開と言うか、奇をてらったわけではないのに、完璧でいて手の込んだプロットに痺れます。合間合間に刑事の過去とか心理描写が冗長に出てくるのはなるべく飛ばして本筋を読んでいくと、電車に乗ったまま目的の駅は遥か後ろの方に遠ざかることでしょう。。
 ぜひ、ミステリー新体験を味わってみてください。

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