1. 間宮兄弟(江国香織・小学館)
  いい年をした男兄弟がただ普通の生活をしているだけなのだが、なぜか面白い、どこか癒される小説です。著者は今上映中の黒木瞳主演「東京タワー」も書いています。 2.フェイク(五十嵐貴久・幻冬舎)・・・やや漫画的ではあるが、痛快な復讐話。この著者の「リカ」とはイメージが違う。どきどきしたかったら「リカ」1がお勧めです。
2. フェイク(五十嵐貴久・幻冬舎)
  やや漫画的ではあるが、痛快な復讐話。この著者の「リカ」とはイメージが違う。どきどきしたかったら「リカ」1がお勧めです。
3. 破裂(久坂部洋・幻冬舎)
  医者は3人殺して初めて1人前になる。日本の老人は心臓が強いので、寝たきりになったままなかなか死なない、だから健康保険が破綻するんだ。過激な言葉が飛び交うが、登場人物の人間模様が面白い。
そのほか、「アーサーアンダーセン消滅の軌跡」「人口減少経済の新しい公式」などもなかなかの刺激のある本でした。
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