景気浮揚のための経済的な対策を一向に立てられない小泉・竹中コンビ、1部の上場企業は好決算を謳歌していますが、ここ数年の不況風にあえぎにあえぐ中小 企業はこの先の見えない経済状況に対し不安と閉塞感にさいなまれています。この状況を打破するために、ぜひ壊し屋の豪腕小沢と官僚にイラ管と恐れられる管 直人にがんばってもらいところです。
そして、この先の見えない世の中のイライラがいろいろな事件を巻き起こしているような思いがします。特に衝撃的なのは、小学生が自分のはいていたパンツを 売ったり、果ては体を売っているという事実、自分が今までに生きてきた中で培ってきた常識をはるかに凌駕しています。ちなみに小学生が勤めて(?)いたプ チエンジェル(小学生4人を監禁して自殺した男が経営する店)では脱ぎ立てのパンツ3万円、売春8万円が相場だったようです。渋谷にあこがれて渋谷の闇の 世界でうごめく悪党にいいように蹂躙される小学生、一体どういう人生を歩んでいくのでしょうか。そう言えば、私の姪(島根県人)が小学5年生くらいのころ の将来の夢で「渋谷のコギャルになること」と言っていたのを思い出したりもしますが、そんな田舎に住む小学生でさえ渋谷という地域限定でコギャルになりた いと思う発想がどこから芽生えるかおじさんにはわかりませんが、田舎娘で良いのだよ。
そしてさらに思うことは、将来の少子化時代を迎える日本ですが、その時代を支える今の子供たちが安易にお金が入る道ばかり選ぶようになるとわれわれの将来 も暗澹としてきます。今の日本の人口を100人とすると2050年には79人になってしまうそうです。しかも15~64歳の働きどころは66人から42人 へと減少します。最近の子供の野球チームも人数が集まらなくてお父さんが外野を守ったりピンチランナーをしないと成り立たないそうです。子供たちよ、そん なに優秀でなくていいから普通に生きてくれ、否、下さいね。

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