こども手当は本当に出るのか、財源はあるのか、かなり揺れているようです。
 子供がたくさんいて生活に苦しんでいる人たちにはとても喜ばしい制度だと思います。ただ、子供がいてもそんなに生活に苦しんでない人たちも世の中にはたくさんいるわけで、その人たちにも子供手当を出して良いものかという意見もあります。
 そこで提案なのですが、「こども手当」ではなく、今回は「おとな手当」を出していただけないか。
 例えば我家では、中三の子供の方が私よりも明らかにお金がかかっています。彼は1万2千円の格好いいGパンを履き私の素っ気ないGパンは7千円、彼の素 敵なシャツは4千円で私の素敵でないシャツは1千円、さらに彼のパンツは1パンツで1千円であるのに対し私のは3パンツ1千円となっています。
 「本当に大変なのはお父さんだ」と先ほど頼んだ新潟の地酒を名もないお酒に替えてもらい、「真に困っているのはお父さんなんだ」、と手に持ったお猪口を 半分だけ口に含み、そして最後は机にうっぷしながら「酒の量を減らしてお前のパンツを買っているんだ」と漬物のたくあんを半分だけかじります。
 このような風景が神田の界隈の居酒屋での日常にならないように、ぜひ「おとな手当」のご検討をよろしくお頼みする次第なのであります。

税理士法人SETACS