バブルの全盛時に「株の売買をしない人は化石だ」と豪語し、経済の神様とまで言われた男が、バブルがはじけると「バブルを煽った男」「証券会社のまわし 者」と散々の言われ方をされて自らが経済界の化石となってしまったと思われていた長谷川慶太郎さんが日本の明るい未来について語っています。景気の悪い時 代の「癒し」として聞いてみましょう。
今こそ日本にとって大チャンスだということを語っています。
① オイルマネーで儲けた中東諸国が安全国日本にお金を投資する。
② 世界的な大不況を乗り越えるためには公共事業投資をせざるをえないが、その技術を日本が持っている。例えば、米国で170万キロワットクラスの巨大原発50基の建設のための費用が1基20億ドル、この原発の技術を持っているのは世界では東芝、三菱、日立のみ。
③ ウラニウムの生産世界第2位のカザフスタンからの輸入は原発の技術と交換で、中国独占のところを日本がやることになった。
④ ロンドン―パリ間の600kmを2時間で走る新幹線は、のぞみ型新幹線、1700車両使用。
⑤ ガソリンが高くなったので、米国はじめ各国は鉄道を作る。その際の40両もある重い電車を支える1mあたり80kgのレールを作れるのは、世界では新日鉄とJFEスチールのみ。
⑥ 総工費6000億円の第2パナマ運河工事にも日本の技術が必要。
⑦ バルト海海底に全長7600kmのパイプライン、地中海に通す1460kmのパイプライン、カスピ海に通すパイプラインを通す計画があるが、これらのパイプはすべて日本製。
⑧ 特許の国際貿易で、1996年から世界のすべての国に対して輸出超過状態、合形8000億円あり、これが毎年2000億円増えている。
⑨ 日本のGDPの3.3%が研究開発費に費やされ(世界1)、トヨタ1社でも1兆3千億円で、韓国1国の研究費総額と同じ。
⑩ 機械工業の柱である工作機械は、1982年以降日本は世界のマーケットのトップで、82年は、12%、2位のドイツが11%、3位米国8%でしたが、2005年には、日本27%、ドイツ11%、米国1%です。
⑪ GMの持っているプレス342台は、すべて日本メーカーのもの。
、と数々の日本の未来を心配するな、世界が不況でも日本はやっていけるぞ、世界が立ち直ったらさらに上へ行こうといったエールが送られているのです。
 長谷川さんの言うことをを信じて、がんばって行こうじゃありませんか。

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