日本は民主党が新たな予算の作成に悪戦苦闘中のようです。
 まあ自民党政権時とは全く違う発想で国を動かしていこうということですから、産みの苦しみをさぞ感じていることでしょう。 プラス思考でぜひやって欲し いのですが、そのプラスが足し算になると、日本の経済には悪影響が出ることになります。 どういうことかというと、今の民主党のやり方は、自民党がやって いたこと+民主党のやりたいこと=予算倍増という図式です。
 例えば、成田空港(自民党)も今まで通りやるからと千葉県知事に約束+羽田空港ハブ化(民主党)=ダブルにお金がかかる。
 また、八ツ場ダムのこれまでに使った費用2500億円(自民党)+地元への補償2500億円(民主党)=無駄なお金5000億円・・・国費を2500億円捨てるのに、地方の分を国が補償をするべきなのか?
 さらには、子供二人いる夫婦が偽装離婚をして別居生活を営んでいるフリをすると、       「生活保護」177,900円に、夫がいない母子家庭に 「母子加算」46,710円、さらには「こども手当」26,000円×2人で52,000円=276,610円で、働かない方が得という足し算がカシャカ シャと電卓をたたき、これに夫が15万円くらい稼げば、家庭の収入は約43万円、まじめに働いた方が損をするという算式さえも成り立ちます。
 などなど、自民党がやっているよりはましなのでしょうが、ぜひ民主党に期待している国民のために景気のプラスになる様な政策を期待しましょう。

税理士法人SETACS