商売の源というか、アイデアの源泉というものは意外なところに転がっているようで、紙テープの使用方法も最初のころは違った意図で作られたようです。
 アメリカでのあるイベントで日本の紙テープメーカーが、荷物を段ボールに詰めたときにできる隙間を埋めるために紙テープを使おうとして、何種類もの紙テープを大量に日本から持ち込みました。
 しかし紙テープを買ってくれる人は全くいません、そこで紙テープメーカーの人が考えた苦肉の策が、船で出港する人と見送る人の握手を紙テープでしようというものでした。
 それが受けに受けて、今では世界中の港での別れのシーンに使われています。
 どんな不況でも、あとに振り返るとその時代に儲かっている会社もあれば、素晴らしいアイデアを生み出している人もいます。がんばって平成大不況をなんとか乗り切りましょう。

税理士法人SETACS