1.    TPPよりも円安でしょ!

 TPPとはTPP加盟国同士の関税を2015年をめどに、100%撤廃して自由に貿易をしましょうというものです。 農家を票田にする政治家が「日本の農業を潰す気か」との錦の旗を掲げ大反対ののろしを上げていますが、関税がなくなって自由貿易になるということは、資源のない日本にとってこそ有利な条約であるので、ぜひ推進すべきものだと思われます。

 要は、関税が10%取り払われて海外の野菜が今よりも10%安く輸入されても、今の円高が円安方向に10%に傾けばその野菜の値段は変わらないし、そもそも技術力の高い日本の輸出企業に関しても自由貿易は望むところだろうし、そうなると策は円安に誘導のみということになります。

 今の円高は、前の自民党時代を含めた日本政府があまりにも無策のために起きているので、日本の優秀な官僚たちはほかの問題は放っておいてでも、円安になることだけを考え、世界中の美味しいものが日本に入ってきて、それを我々が選択して食べれば万々歳になると思うのですが、、

税理士法人SETACS