このコンクールはワールドカップと同じく4年に1回あります。事前のビデオ審査で選ばれた55名で予選を戦い、本選進出者は8名です。1日2名で4日間、 1人2曲を弾きますがうち1曲は必ずチャイコフスキーを弾きます。今回は全員がピアノ協奏曲第1番を選びました。そして激戦の中、日本の上原綾子さんがピ アノ部門でダントツの第1位を取りました。これはとてもすごいことで、
(1)ピアノ部門で初めての女性1位、(2)日本人として初、(3)音大に学ばなかったピアニストとしても初めて、という初めてづくしの受賞です。
そこで聴いてみました。聴いていると、「集中」、「情感」、「高揚」、「喜び」、といった言葉が頭の中に浮かんできます。世界に冠たる大物ピアニストの誕生です。

税理士法人SETACS