私どもの事務所に会計ソフトを販売しているJ社のO君は、30歳前半の白皙の好青年です。彼は3年位前に結婚をして1歳半の子供がいるのですが、そのお 子さんの誕生で奥様が仕事を辞め、それまでと同じ10万円の家賃の住居に住んでいることもあり、おめでたと同時に1ヶ月の小遣いが2万円となりました。そ れでも家計の収支は毎月マイナスとなり、この前もらったボーナスは全額彼をスルーして子供の養育預金へと姿を変えました。彼は1日約11時間×月20 日=220時間働くので、2万円÷220時間で時給は90円となります。 1時間働いても缶コーヒーも飲めないのかとうつむきそっと涙をぬぐう彼なので す。こんなに身近で少子化の原因が明らかになりました。国が悪いのか、J社の給料が少ないのか、家賃が高いのか、それでも彼はもう一人子供が欲しいと言っ ています。
がんばれO君。日本を救うのは君いや奥さんの尊い子供への愛にかかっているのだ。

税理士法人SETACS