1.アベノミクス男は日本をどこに導くのか

 日中間の悪化問題は、ダボス会議でも、イランvsサウジアラビアの対立と並ぶ、2014年最大の国際関係上のリスクとして捉えられた。

 安倍首相は、アジア地域での際限ない軍備拡張は抑制されるべきで、軍事予算は徹底的に透明化すべきだと、暗に中国を批判し、ここまでは「その通り」と「発」とわが膝を打ちましたが、さらには戦前の英独関係に状況が似ているとまで言及したことにより、「愕」とわが首(こうべ)を垂れました。

 それに対して、中国指導部の見解を反映していると言われる中国の大学の呉教授は、安倍首相を「トラブルメーカー」と位置づけ、北朝鮮の金正恩第一書記と同列扱いし、中、日、米のいずれもが戦争を起こす気はないものの「安倍政権の間は、中日間は凍結状態になる」と述べました。

 どう考えても、我々中小企業には、まだまだ波及してこないアベノミクス、、、安倍首相は我々日本人をどこに導こうとしているのか、暗雲低迷、一色触発。

 

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