とまあ書いてきたわけでありますが、日本の財政赤字がここまで膨れてくると、どう考えても今の若者たちが1000兆円近くの借金を鬼のように働き天狗のように税金を払えることもないでしょうから、借金を返せるわけもなく、そうなると遅かれ早かれハイパーインフレで貯蓄、年金は一旦パーになり、国の借金は無くなるが、高齢者のこれから死ぬまで生きていくための術もなくなります。

そうなると強いのは、元々貯蓄も年金をもらう権利もなかった若者たちで、一度築いた財産が自分が何も悪いことも失敗もしていないのに失った高齢者はどんなに経験があろうと言語能力があろうと、復活できるのはわずかな人たちとなります。

国はこんな全体の40%を占める高齢者を抱えて、首都直下型地震などにも備えなくてはいけないし、歩道橋も地下通路も高齢者向きではないし、歩行者用信号の1メートル1秒で歩く設定は早すぎるし、大勝軒のラーメンは麺が多すぎるしスープも脂っこいし、吉野家の牛丼は早く出すぎるし、駅の蕎麦なんかは立って食べなければいけない。

このようなことを市井に謙虚に住む一国民として考えてみても、体の中から焦燥感がじわじわと滲み出してくる思いなのですが、政治家は全く焦っても憂慮もしていないように見えます。

やはり政治家の引退後の年金は廃止して、国民年金に加入させなければ問題は解決しないのでしょう。

税理士法人SETACS