最近、ふと太った自らの身体を鏡に映すと、そういえばよく食うもんなあ、とつくづく思います。人類300万年の歴史の中でたぶん2百9十9万9千9百年く らいは飢餓の歴史であったのでしょう。だから遺伝学的には人間の身体は空腹に耐える構造となっていて、満腹の連続には慣れていないのでしょう。身体の中の 優秀な遺伝子を引き継いだ細胞たちは飢餓に備えてせっせと脂肪を貯えていてくれるのでしょう。
電車で隣のオヤジ(おまえもだろ)の汗でぬれたシャツが手にくっつくと暑さが身体中を駆け回ります。それでなくても今年はあまりにも暑いので、アメリカが 京都議定書を批准しないとますます地球は暑くなっていくのか、と思ったりもします。アメリカは温室効果ガスの排出量を1990年よりも7%減らすように、 と言われていますが、すでに2000年で排出量が11%増えていて、これからだと18%も減らさなくてはなりません。批准するのはさぞ大変なのでしょう。 しかし、映画「A・I」は地球温暖化で北極の氷が溶けてニューヨークとかが海の底に沈んでしまうという設定です。いいかげんにしないと本当にそうなるので は、と心は凍る思いですが、身体は火照る毎日です。

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