先日某雑誌でこの文字を見つけました。 とても難しい字です。 意味は、「情け容赦もなく税金などを取り立てること」です。 この一字一字を漢字の神様 である白川静氏が著した字通で調べてみると、苛「きびしい」、斂「とりあげる」、誅「せめもとめる」、求「呪霊によって、欲するところを求める」とありま す。
  同じく2字で調べると、苛斂「きびしく租税をとりあげる」、誅求「きびしく課税をとりあげる」となります。
一字でも、二字でも、四字でも、同じ意味なのです。 字が変ってもそれぞれが同じく「きびしく税金を取る」という意味なのです。 安倍内閣で政府税調のメ ンバーが変りましたが、果たして字が変っただけなのか、それとも新しい意味を持つ「字」が入ったのかは、これからの評価となります。

税理士法人SETACS