暑い夏に熱い選挙活動がおこなわれています。
 戦う前から敗北宣言をしているような自民党と、すでに単独政権を手に入れたような高揚感のある民主党、果たしてどちらが最後に笑うのでしょうか。
 いろいろと政治を評論する人たちが戦後の予測をしていますが、その中で私が「きっとそうなるだろうな」という意見は、民主党・自民党いずれが勝っても大連立になるのではないかというものです。
 民主党内は、右から左までの極端に意見が違う人たちが、今は第2政党なので静かにしていますが、政権党になったら大論争を始めるのではないか、大論争は もちろん良いのだけれど、入学式に君が代を歌うか歌わないか、日の丸を揚げるか揚げないかの対決では、とうてい収拾がつかないので、意見が同じであれば自 民党の人たちとくっつきたい。
 自民党は、長い間権力政権にいて、たっぷりと甘い汁を吸った人が多くいるので、それを手放すことはとてもできず、なんとか頭を下げてでも民主党とくっつきたい。
 このようなことを勘案すると、民主党の一部と自民党の一部がくっついて新党が誕生し、その際、組合勢力と宗教勢力は排除されて行くのではないかということになります。
 その新党の党首は誰なのか、これからの日本のリーダーとなるべき人は誰なのか、暑い夏の終わりごろに普通の人になってしまう人と新たに政治家になる人が生まれ、その政治家たちが選択するリーダーは誰なのか、日本に生きる者として注目の暑い熱い夏が始まりつつあります。

税理士法人SETACS