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1.興味深い言葉 2000.5-1 掲載
-教育のある無能者- (educated incapacity) ハーマン・カーンという人がこれからの人類史における大問題として上記の言葉を揚げています。これは、教育で詰め込んだ知識で頭にたがをはめられると、教 育を受け […]
2010.09.10
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20. 恐るべし速読 2006.12-1掲載
米原万里さんは今年の5月に56歳の若さでその才能を散らせました。 私は米原さんが週刊文春で書評を書いているころからの大ファンでした。 そしてその 書評が本になった「打ちのめされるようなすごい本」を読むにつれて惜しい人をな […]
2010.09.10
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19. 面白かった本と映画 2005.12-1掲載
本は「脱出記」ソニー・マガジンズ。 シベリア収容所に抑留されたポーランド人が仲間を募り脱獄し、ゴビ砂漠を縦走しインドまでほとんど食べ物なしで歩き 続ける。人間が限界に臨んだ大冒険記といった感もあります。これが実話なのかと […]
2010.09.10
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18. 今月の一冊 2005.9-1掲載
「波に座る男たち」梶尾真冶 講談社 日本で鯨が獲れなくなったことに怒ったヤクザ達が借金のかたに取り上げた捕鯨船で海に繰り出す。なんとも面白い。
2010.09.10
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17. 今月の本 2005.7-1掲載
「弧宿の人」宮部みゆき(新人物往来社)、最初はゆるやかな江戸時代の流れを感じさせる展開。そして、だんだんとミステリー要素が加わり、最後は泣かせる。益々、天才と修練した腕の冴えを見せる宮部時代物、どこか人目のないところで読 […]
2010.09.10
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16. 今週のDVD映画 2005.6-1掲載
「Ray」を観ていると、レイ・チャールズって良いなあと思わず、一人つぶやいてしまうような映画です。レイ役のジェイミー・フォックスは3歳の頃からピ アノを始めてピアノの奨学金で大学も行きました。それだけでもはまり役なのです […]
2010.09.10
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15. 今月の一冊 2005.5-1掲載
「魔術師」ジェフリー・デーヴァー 文芸春秋 元刑事のリンカーン・ライムは現役時代の事故で首から下はまったく動かないが、その冴えた頭脳で殺人犯を特 定し、捕まえようとします。佳境にはいってくると、電車で降りる駅も忘れてしま […]
2010.09.10
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14. 「ローマ人の物語」からのお言葉② 2005.4-1掲載
この本は名言の宝庫であります。「人は、仕事ができるだけでは、できる、と認めはしても、心酔まではしない。言葉が常に明解であることが、信頼心を呼び起 こすのである」。なんて奥の深いお言葉ではないでしょうか?でも、どこかの首相 […]
2010.09.10
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13. 今月のお勧め本 2005.3-1掲載
宮部みゆき「ぼんくら」、「日暮し 上下」は3冊が続きのようになっています。静かな時の流れの中にユニークな登場人物と事件の設定。宮部さんは多才です。
2010.09.10
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12. 「ローマ人の物語」からのお言葉① 2005.3-1掲載
塩野七生さんの本が文庫になり軽くなったので、通勤電車の中で読み直しています。その中に「統治者の器量は、1日の計でなされたことが、百年の計になるか 否かによって図られる」という言葉があります。とても勇壮で英知に満ちた言葉で […]
2010.09.10